初日・大千秋楽を観てきました
新歌舞伎座公演の初日・大千秋楽を見てきました。初日は前方の下手側で観劇。楽しかったのと、3階建てで組まれたセットの上の方を見たくなったので、千秋楽の3階席後方のセンターを追加しました。
ストーリーとキャスト
朝夏まなとさん演じるミリー・ディルモントはカンザスの田舎町から出てきた女の子。憧れのニューヨークでモダンガールに憧れて、そしてビジネスとしての結婚で成功を収めようと意気揚々。でも早速全財産を盗まれてしまう。そこに通りがかったのが中河内雅貴さん演じるジミー・スミス。ジミーに紹介された女優向けの安ホテルでは実咲凜音さん演じるミス・ドロシー・ブラウンと出会う。ホテルを経営するのは怪しい中国人、ミセス・ミアーズ。彼女を演じる一路真輝さん、ふりきったキャラクターとは対照的に、歌うと迫力あり。個人的にはミス・フラナリーが大好き。実際先輩にいたら「最悪ー」ってなりそうですけどね。
ハッピーコメディーなので安心して観られます。早口言葉も楽しい。応援したくなります。途中あれ? という展開も、終わりよければすべて良し。みんな(?)幸せでよかったなー。
個人的にはスミスとブラウンの意味に気づかなかったことがうかつでしたね。
中河内さんは先日『クラウディア』でクラウディアと愛し合ってたのに? と思ったり。トレヴァー・グレイドン役の廣瀬友祐さんも同じく『クラウディア』で拝見したところ。連続してコメディー役で見たので、私の中ではおもしろい担当の人になってしまいました。
感想
3階建ての舞台セットやモダンガール・モダンボーイの衣装など、舞台上も華やかで見応えがありました。笑いがたくさん、でも真剣なシーンもしっかり締まっていて飽きない舞台でした。
個人的な注目ポイントは「まあみり」コンビ。宝塚歌劇団で宙組トップコンビを務めた朝夏まなとさんと実咲凛音さん。元相手役ということで流石に息があっています。
大千秋楽では一路真輝さんがご自身と、朝夏まなとさんがトート(舞台『エリザベート』)経験者であることに言及されていて、先輩後輩の関係も素敵だなと思いました。
映画版も気になっています。
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