ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』梅田芸術劇場

2017年にも朝夏まなとさんのデロリスで見ています。

席は2階後方。センターだったので音響には不満なし。オペラ必須なのは残念。

キャストの感想

デロリスは今回も朝夏まなとさんの回を観てきました。映画のイメージとは大きく違いますが、マフィアのボスの愛人という設定からはとても納得感のある配役。大柄でスタイルが良いのでゴージャスです。

そのマフィアのボス、カーティスは吉野圭吾さんでした。いい意味で胡散臭い役が似合う。

シスター・メアリー・パトリックの谷口さん、なかなかに強烈なキャラクターなのですが、こんな人身近にいるなって感じもあり。行き過ぎない程度のコメディ加減がすばらしかったです。

修道院長の鳳蘭さん。前に見たときは嫌なキャラクターだなあという印象だったのですが、今回は修道院長の意地も分かるなあと思うようになりました。演じ方が変わったのか、自分が歳をとったのか。不思議です。

オハラ神父の太川陽介さん。僧侶とは思えない世俗感が良いです。出番は短いですが、インパクト大。

シスター・メアリー・パトリックは真彩希帆さん。宝塚時代に観る機会がなく今回一番楽しみにしていたのですが、キャラクターと合わなかった気がします。

2017年の屋比久知奈さんは力強い歌声が素晴らしく、また小柄な方だったので本当に子どもに見えたのが自然でよかった。

今夏ファントムも観に行きたいと思っているので、クリスティーヌに期待します。

まとめ

基本ハッピー(人は死ぬけどね。あくまで物語の進行上必要なので。)な作品で、気楽に観られます。

ローマ教皇の出オチも健在。この演出好きです。未見の方にもぜひ次の機会に見て欲しい。

コロナ禍で日常ですら難しい日々ですが、観ている間は全て忘れて笑っていられる。世界もこんな風にハッピーになればいいのになって思います。

映画もまた違っておもしろいですよね。

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